前々から気になってたことがある。
こいつね。
マフラーに付いてるEXバルブです。
ワイヤーで制御してて、制御モーターはシート下に有ります。
実はストは4000回転まではこのマフラー内にあるバルブが
全閉する事により排気音を殺して車検を通すようにしてます。
4000回転までといえば、街中で流す時に常用するほぼ全域です。
ストに乗ってる方、4000回転超えると急にエンジンが元気になるでしょ?
それはコイツのせいです。
4000回転を超えると全開になるので。
でも、7000回転超えれば今度はECUの燃料制御が入って
100馬力どまりのフン詰まり回転が続きます。
正直、美味しい回転域が4000~7000までしかないのです。
んで4000以下(特に3000回転以下)はギクシャクして
乗りにくいですよね。
んで、せめて低速域の制御を殺して街乗り・渋滞時に扱いやすくしたいと。
峠も1速か2速かで迷う小さなコーナーが有りますが、ココを改造すれば
2速でいけるかなーとか、買おうとしていたフロントの1丁落としの
スプロケットも要らなくなるかなーと期待しています。
さて、最初はバルブ側を何とかしようと考えたけど、
ちと前のバイク、M109Rのイチョウを思い出して
こっち側を改造しようかと。
まずは簡単に制御カプラーを外したけど
やっぱりエンジンの異常警告灯が点灯して精神的によろしくない。
エンジンは普通に使えるんだけどね。
んじゃやはりコイツを改造。
ようは、ワイヤーが有る様に騙せばいいのだから
全閉・全開の位置を擬似的に作ってやればよろし。
こいつが制御用のワイヤーね。
後に外します。
ですから自分でカムを作成。
アルミの1.5mm材ね。
付いてるボルトはM6で、ワイヤー用の穴に通してカムの空転防止にします。
ほい、取付け。
2ヶ所の飛び出した所が制御機器の一部に当たって止まるから
その位置が本来ワイヤーを引っ張った時に止まる
全閉・全開の位置と機械を騙します。
動画を見れば一目瞭然。
アイドリング時 → 全開
アクセルONから4000回転まで → 全閉
4000回転以上 → 全開
となる訳ですが、ワイヤーは引っ張ってないのでEXバルブは全開のまま。
これで7000まではスト本来の力が出せるはず。
明日、実証してきまーす♪
ほんで、制御ワイヤーは車検時までサヨウナラ。
無くさない様、しまっておかないとね(笑)
参考にされる方は自己責任でお願いしますね♪
公道使用は×ですよー。