さて、先日に「ハンドルが垂直にならない設計不良品」と報告した、伸和製クーラーボックスのストリーム 1000ですが改造しました。
・・・もう、大変だった(ーー;)
まずは周囲の金具やネジ、排水栓を外します。
フタまで外した状態です。
何をするかっていうと、クーラーをばらしてハンドルを表裏入れ替えます。
ハンドルは表裏で形状が違うんです。
フタに当たる側はコの字形になってて、強度を出す側なのでこっちは削りたくありません。
裏側はリブが伸びてるだけなので、フタに当たる所を削るならハンドルの表裏を入れ替えて丸印の所を削ろうかと。
ハンドルは補修部品が出てるくらいなので、外装部(白い部分)と内装部(青い部分)は簡単に分離できると思ってた・・・出来なかったけどw
更にはハンドルは表裏で軸中心に対し非対称構造なので、
表裏を入れ替えるとフタに食い込む側の寸法も減り、結果削る量も減るのでハンドルの強度が保てます。
が、簡単に外装と内装が分離できず、汗だくだくでヒイヒイ言いながら全力で格闘して1時間(笑)
なんとか外せた(ーー;)
なので表裏を入れ替えて、削る前に試しに垂直に上げたら
削らなくても上がったw
まあ、削る側がコの字側じゃなくリブのみなので、多少たわみながらですが削らなくて良くなりました。
トレードオフで今度はハンドルを下側に倒した時にクーラーボックスにぴったりくっつかなくなりましたが。
まあ、こっちは問題無し。
ハンドルは持ち上げる時に使う物なので、垂直に上がるようになったのは大きい。
と言う感じで改造終了。
とにかく外装と内装の分離が大変(ーー;)
しかし、こんな設計不良品を10年以上も良く売っていますね。
今まで買った人はなんも感じないんですかね。
僕は設計者なので、どうしてもこういう設計不良は許せません。
人命に関わる物の設計をしてるから感覚が違うのかもしれませんが。
買う方は参考までに~。