さて、梅雨でどうせ乗れないので、後々に楽しむためにDUKEをリフレッシュしますよ。
KTM東海からは必要な部品は届いているので、進めれる所まで進めましょう。
まずはロッカーアームの新旧比較。
ローラーピンに表面処理がしてあるような、してないような(笑)
とりあえずようやく「×」の旧バージョンから「・」の新バージョンに変更です。
しかしアーム1個が¥18,000-とは。。。
とりあえず手持ちのシムと各種道具を用意。
シムは2.45~2.75まで0.05刻みで2~3枚づつ持っています。
結局はシムは手持ち分で事足りました。
・・・と言うか、今まで入ってたシムの場所入れ替えのみでした(笑)
アマゾンでセット品買わなくて良かったw
尚、調整作業には
マイクロメーターと
シックネスゲージは必須です。
さて、計測&調整です。
<既存セット> ※数値はシムの厚さ
IN 手前:2.55mm 奥:2.56mm
EX 手前:2.68mm 奥:2.66mm
<新規セット>
IN 手前:2.56mm クリアランス:0.07mm
奥:2.55mm クリアランス:0.07mm
EX 手前:2.66mm クリアランス:0.11mm
奥:2.68mm クリアランス:0.09mm
上記に調整。
基本は0.08-0.13mmに調整ですが、シムの厚みが0.5mm単位なので0.07を調整しちゃうと0.12とかになって、ガタの大きい側の最大値に近くなっちゃうので0.07で決めました。
まあ、広がるしね。
次はココの交換。場所分かります?
実はラジエーター下側を固定しているゴム製アイソレーターです。
5年超えてる方はサイドスタンドが有る側を見てみてください。結構逝っちゃってると思います。特に距離を乗ってる方は。
こんなんです。右が新品。
550円と安いので交換がお勧め。
ラジエーターキャップも対策品に交換しちゃいます。
まあ僕は皆さんが言うようなトラブルが起きてないんですけどね。
予防交換です。
そしてプラグも新旧交換。
プラグも1万キロは交換して無かったので。
2万は大丈夫だけど、ついでにね。
次はウォーターポンプのシール交換。
さて、ココも何時もの如く木ネジ刺して
スポッと(笑)
この方法が簡単で良いです。
シールシャフトは若干、シールと擦れる事による溝が増えてるし少し変色もしてますが、まあ構造上は致し方なし。
新しく打ち込むシールは、エンジン側とウォーターポンプ側で、種類も向ける面も違うので注意が必要です。
シール間には僕はシリコングリスを詰めて、オイルや冷却水が入り込んだり混じらないようにしてます。
自作の専用治具で圧入。
真っすぐに打ち込めるので安心です。
ハンマーとかだと斜める事が有るので。
さて、クーラントです。
モトレックスのM3.0が安心ですね。
こんなもんですか。
少し多めに入れてます。
ラジエーターの空気が抜ける分ですね。
次々行きますよ。
次は燃料ポンプの交換です。
実は互換品がアマゾンで7千円台後半で安く売ってますw
色んなバージョンが売ってますが、基本はHFP-389と言うやつです。
その後につく記号で付属品が変わります。
フィルター等不要で、ポンプだけ必要なら7千円前半と更に安い物も有ります。
↑これね。本体下部に付くフィルターが無いだけです。
更には、使用出来るか不明品なら3千円台でも…
↑これね。合う合わないは分からないので自己責任で
僕のはポンプ下側のフィルター付き。
更に燃料フィルター付きのバージョンも有ります。
↑これね。フィルター付いてるのでお得です。
そんなこんなで交換して
問題なく始動♪
汎用品の燃料ポンプはネットの情報だけで買いましたが、問題ありませんでした。
ふう。今日はなんとかココまでは来ました。
あとはクラッチピストンの交換ですね。
これは来週にでも。
疲れたー。
まあでも今日だけでも相当工賃の節約が出来たかと。
構造や状態を見るうえでも自分で出来ることは自分でやっていきたいですね^^
覚書:40518キロにて整備