や、上手くいきました!^^ノ
シール交換、完結まで長かった・・・。
ほぼ完璧に終わったので、これで気兼ねなく1万5000キロは乗れますね。
シールのゴムが硬化しないよう、室温も上げて照明もつけて準備万端です。
実はシール圧入専用のSSTの製作依頼を掛けてたんですが
「汎用品で何とかできないかな?」と、ホームセンターで物色したら
「こ、これは!」という物を見つけたので、それでチャレンジです。
これね。
水道管の先っぽを塞ぐための塩ビ製のエンドキャップです。
これをシールの外径より少し大きいのと少し小さいのを購入。
大きいのが冷却水側、小さいのがシールを奥に入れるオイル側用です。
小さいのはビニテを巻いて、シールを入れるトンネルの径に合わせます。
んで、入れ込むのは8.5mmなので、その位置に線をカッターで入れます。
切る訳でなく、目印ね。
実はやはりトンネルの奥に見えるのはクランク軸とクランクベアリングなので
回転する可動物なんです。
だから「奥に当るまで入れる」は駄目で、きっちり設定値で入れないと駄目。
擦れちゃいますからね^^;
センターにφ7の穴を開けたら
こんな感じで組みます。
M6のボルトにM6ナット、ワッシャー、大きなワッシャー、塩ビ管、
M6ナット、最後にワッシャーの順で組み立てます。
ホームセンターで全部買っても300円しませんw
軸にビニテ巻いて、奥側のシールを入れたら
さっきのツールを捻じ込みます。
うん、軸にM6穴があるので、ボルトをある程度捻じ込んでナットで固定します。
そして塩ビ管をシールに当てたら
シールと塩ビ管のセンターがずれないように支えながら、ナットを締め込めば
シールが塩ビ管に押されて均一に任意のスピードで圧入出来るわけです!^^
ラチェットのメガネがあるとスゲー便利です。
あとはビニテの途中に入れた圧入目安の目印までゆっくり慎重に入れます。
※写真ではフラッシュで飛んでしまって見えませんが、線が入ってます。
最初、シール全体がトンネル内に収まるまでが固いですが、入ってしまえば
ソコからは意外とスルスルと奥まで行きます。
ココで注意はさっきも書いたけど、ちゃんと初期の位置で止める事。
入れすぎるとクランク軸に当って擦れます。
や、感激!
無事に完了です^^
あとは手前のシール。こっちは簡単。
シールより大き目の塩ビ管を使えば入り口の面と面一で圧入できます。
ナット締め込んで完了。
手順の確立と工具を使えばなんて事はない作業でした。
まあ、失敗が無くてよかったです。
ここまで長かったですが、失敗無く完了です。
本当に良かったです。
さて、新品のローターはそのまま入れると外し難いので
予め穴の中を少しヤスって外しやすくしておきます。
これで次回、外すのに苦労することは無いでしょう。
ほい、完了。
あとはガスケットを付けて蓋をして終わりですね。
やはりシール(前後)、ガスケットは交換必須で購入要ですね。
ローターは上手く外せば購入は不要と考えます。
最後にワコーズのヒートブロック・プラスを入れて
暖機運転。
水温マックスまで運転してみて、漏れや異音が無い事を確認。
ホッした瞬間です^^;
約15000キロでの交換なので、次回は3万キロかな。
まあ、次回は楽勝ですわ~♪
んで、走ってきましたw
や、本当に久しぶりで乗り方ギクシャクwww
帰宅後に各部点検して異常が無い事を確認。
明日の朝、オイル窓をみてクリーミーな色になってなかったら
本当に完了ですね~。