最初に書いておきますが、炊飯器に液晶表示に必要な内蔵電池の交換は
メーカー送りが基本で、およそ2万位掛かるそうです。
なので以下の記事は
自己責任で!
ここんとこ色々な家電製品が壊れている我家で、次は炊飯器がきました。
数日前から「時間がずれる」「保温が勝手に切れる」等の症状が。
主に炊飯器のパネル表示は(液晶部や、炊飯・保温時のLEDランプも)基板に
付いてるボタン電池からの電源供給なので、電池が切れるとアウトなんです。
我家のはかろうじて液晶表示が出来る程度の電気は残ってるんですが
炊飯→保温とLED表示ランプ点灯が続く状況での電圧降下によって
電池切れによるリセットが掛かってしまうようです。
一旦電気が切れると表示が液晶のみになって電圧が足りてしまうのか、
液晶表示が復活してしまうので電池切れに気付くのが遅れました。
んじゃ直しますか。
我家のは三菱のIH炊飯器「NJ-WS10A」です。2代目の本炭釜炊飯器です。
08年製なので10年選手です。
まあ、勝手に電池交換で直ると思ってますが、10年選手なので
他が原因で壊れているのかもしれません(笑)
この蓋に内蔵の液晶パネル用の電池なのですが、液晶の基板に電池が
乗っていると仮定した場合に
蓋を分解するためのネジが見当たりません(--;)
唯一がコレだけど、外してもアルミプレート部が外れません。。。
爪のはめ込み式だと爪を破壊しそうだし。。。
ただね
僕が設計者の場合、修理がいる・予想される製品の交換部分について
破壊の恐れが有るような嵌め込み構造はしないです。
修理に時間は掛けたくないし、交換部品は少なくしたい。
その点から「電池は他の部分かも?」と思い、本体を良く見ると
有りました。外れる所。
ビンゴでしたw
電池は違う基板に乗っていました。
なので基板を外します。
フラットケーブルを慎重に引き抜いて、透明な保護カバーを外す。
保護カバーの上の紙製のV形の物もハーネス可動用のクッションなので
破らないように慎重に外します。
更にフラットケーブルとコネクターを外します。
基板の取外しは上からは無理なので
下の蓋を外します。ネジ4本です。
出てきました。基板です。
最後にコネクターを1本抜いて本体から基板を外します。
電池は金属端子がスポット溶接で付いてるので、基板のハンダ付け部を
外して端子と一緒に電池を取り外します。
その後に金属端子をプライヤー等で電池から力ワザで外します。
この際に端子は曲がるので、後でプライヤー等で平らに形を戻します。
電池は余り使うことの無い「CR2450」という分厚い物でした。
電池の表面をサンドペーパーで荒らしてフラックスを塗ったら
ハンダ付けします。
電池の外周部には絶縁用にビニールテープを巻いておきます。
最近、こういう細かい作業はだんだん苦手になってきてます(笑)
見えないし、「震えるな」と意識するほど手が細かく震えるので^^;
いやーねー、もう。年寄りみたい。← 十分年寄りです
ちなみに電池は熱を掛けるのは余り良くないので手早く行います。
あとは元に戻して
完了です。
試しにタイマー設定で炊いてみましたがリセットされませんでした。
やはり電池が原因だった模様。
やー、ここ最近は故障や買い増しで出費が多いので助かりました。
しかもまた土曜だし。。。壊れたままだと明日、御飯が炊けんやんw
これで2万が浮きました♪
でも嫁からの報酬はなし。チッ(笑)
とりあえずチャレンジの方は自己責任でー。