Mitiru's Diary

ミチル(KTM 690DUKE乗り)の道楽生活をポチポチ更新していく日記です♪

バイクに関する過去の記録は「Mitiru's Room」からどうぞ^^ノ

現状確認☆

おいらのストファイももうすぐ8,000キロ。

そろそろブレーキパッドの残量と清掃・メンテをしないといかんと

ずーっと思ってたんですがなかなか手付かず。

冬の間にはブレーキフルード交換も併せてやらないと。

今日出来れば良かったんですが、少し動き出すのが出遅れて

夕方近くになってしまったんで今日は作業手順の確認を。

しかしデカイキャリパーである。

構成はシンプルそうだけど。

まずはM10のキャップボルトを8mmの六角レンチで外します。

キャリパーとキャリパーサポートの間にカラーも入ってるので

それも外しておきます。

しかし、キャリパーを外すのに苦労した(汗)

ブレーキディスクが330mmと、とてもデカイので

(通常、日本のSSで310mmとか320mmのはず)

ホイールとの隙間が余り無くて普通にキャリパーが外れん。

だからキャリパーを車体の外に押し出すようにブレーキディスクに

押し付けて、車体の内側のピストンを沈める事が必要。

その隙間を活かしてキャリパーを斜めに引きずり出します。

外すとこんな感じ。

まだブレーキパッドは3mm近くあるから1万キロはいけるね。

安いセール時を狙ってパッドは買っておこう。

んで、背中にはパッドスプリングが有りますね。

引き抜く方向の矢印の刻印が有るので抜こうとするが抜けない(汗)

なんか嫌な予感がしたのでピストンをパッドごと、

ウォータープライヤーで挟んで縮めてパッドを先に外しました。

うん、正解。

構造的にスプリングは先に抜けません。

パッド上部の突起部と噛み合う構造なので抜けないですね。

無理しなくて良かった。

パッドは大小異形の摩擦材の組み合わせですが左右共通。

左右個別より単価は安くなるだろうけど何か変な感じ。

だって共通だと、キャリパーに組んだ時に左右で大小の摩擦材の

前後の順番が逆になるじゃんね。

異形にする意味有るのか?

これがスプリング。

左側がキャリパー上ね。

右端(キャリパー下側)の突起部がパッド上部の爪と噛み合うから

先にスプリングが抜けない形になります。

キャリパーは1ピース。つまりモノブロック。

凄い剛性感が有る感じ。

パッドは両端の爪部がキャリパーの溝部でスライドする感じ。

スライドピンじゃないのね。

ストや1098のブレンボモノブロックキャリパーはパッドが

引きずり易いと聞いていましたが構造的に納得。

こりゃ動きが良い構造とは言えんね。

ただ、耐久力はメチャ有りそうな感じです。

ピストンも鏡面処理後に窒化処理らしく、面精度と硬度とは高いのでしょうね。

サツと布でなぜるだけで汚れが取れます。

やはりブレンボ、造りが丁寧だけど構造はシンプル。

余分な事をせず、基本構造を磨き上げて造られた製品ですね。

設計者として見習わねば。。。

さて、パッド清掃と交換の目処はつけたので時間がある時にやらないと♪