Mitiru's Diary

ミチル(KTM 690DUKE乗り)の道楽生活をポチポチ更新していく日記です♪

バイクに関する過去の記録は「Mitiru's Room」からどうぞ^^ノ

690DUKEハンドルライザー交換☆

さて、昨日のブログで触れたハンドルライザーの件です^^

前々からフロントフォークのオーバーホール+強化に加えて

突き出しを減らしてフロントの車高UPも考えてたんです。

オイラのDUKEはリアのみR用の長いサスなのでフロント下がりだし

ブレーキを強化していった結果、峠等で攻めてる時の進入ブレーキ時に

Fフォークの挙動が落ち着かないんですよね。

なのでフォーク強化と共に突き出しで車高UP方向にすれば安定するかと。

ただ、キャスターが寝るのでフロントの荷重を掛け易くする為に

ハンドル位置を前方に移動させたかったんです。

てっとり早く&安く変更する為に購入を考えたのが

同じDUKE仲間が先人としてやってた中華製のハンドルライザー交換ね。

ebayで見たらクローム色が激安お買い得で売ってて、

送料込みで¥1,000-切ってたんです(笑) もう即購入ww

ただ、まだFフォークを弄る予算確保の前に先行して買っちゃってて

今回ようやく日の目を見る事になりました(笑)

まずは純正。

ライザー取付け中心からハンドル中心までは1センチ位前方で、

取付け位置からハンドル下部までも結構厚みがあります。

この写真が分かり易いかな。

中心、ズレてますよね。

ちなみにライザーの前後を反転取付けすると、ハンドルを近づけれます。

んで、以前から例のブツ扱いしてたのが

ライザーになります。

ただコレ、本来はハンドル径の変更用のライザー。

なので取付けには加工が要るし、ボルトもM8なので工夫が必要。

まずは22mmのハンドル部に入るコブを

切り取ります。

当然、ココはアルマイトが剥げちゃうのでオイラは全体を黒く塗りました。

切るにはサンダーとか電動工具が有れば便利ですが

オイラは毎回、こんなんで切ってますw

本来は木工用ですがアルミなら十分切れます。

10年に1本位の買い替えで現在3代目ですが、ずっとコレでアルミ切ってます。

根性と根気が有れば切れます(笑)

コレ歯が薄いので切り溝細いし、手工具は切り過ぎないので良いんですよ^^

ちなみにコレが純正のライザーを固定してる部品。

ハンドルクランプ部にゴムブッシュ(振動吸収用)があるので

そこに38mmのアルミ管のスペーサーが入り、上下に板厚2mmの

座金で挟み込んで、M10のボルトで固定してあります。

座金+アルミ管+座金で42mmの全長です。

本当はライザーのM8ボルト用の穴をM10用に加工出来れば最高ですが

我家には旋盤やボール盤がないので困りました。

※ちなみに先に書いた先人達は「加工した」とか「コブを切った」とは

紹介してあるのですが、取付けに関して記載がなく不明なんです^^;

M10のインサートナットを埋め込む事も考えたけど、良く考えたら

「引っ張り強度はM8で十分なので、曲がり強度を確保すれば良くね?」

となりまして

こうなりましたw

ボルトはステンレスのM8に変更し、M10の太さに変換するために

ステンレスの外形10mm、肉厚1mmのパイプを用意しました。

またも「金属製品切売りの横山テクノ」さんにお世話になりました。

ちなみに長さは少し長めの42.5mmで。(理由有ります)

あとはステンレスの座金に緩み防止ナットを用意。

緩み防止ナットなので本来スプリングワッシャーは要らないんですが気分でw

歯付座金の用途は、このライザーは本来M8用で取付け穴には

位置調整用に長穴が切ってあるので、固定時にずれないよう仕込みます。

かくしてこんなセット内容になります。

さて、さっきの「ステンレスのパイプが0.5mm長い理由」なんですが

ライザーは一旦ボルトを締め込み、0.5mm分はライザーに食い込ませます。

この時、結構力を入れて空固定します。

すると長穴部のボルト側には歯付き座金の窪みが出来ますし、

裏面にはパイプの食い込みによる窪みが出来て、ズレ防止になります。

実際この方法でハンドル取付け後にワザと長穴内でボルトの位置が

ズレるような力を掛けてみたんですが大丈夫でした^^

さあ、取付けますよ。

こんな感じです。

純正のハンドル位置より前方に2センチほど、下方に1センチほど移動ね。

たかが数センチですが、結構分かりますよ。

コブを切るのが大変でしたが、またも横山テクノさんに助けられました。

うん、Fフォークの強化と合わせて良いカスタムになりましたよ~^^