Mitiru's Diary

ミチル(KTM 690DUKE乗り)の道楽生活をポチポチ更新していく日記です♪

バイクに関する過去の記録は「Mitiru's Room」からどうぞ^^ノ

チェーンアジャスターメンテナンス☆

さて、流石に重い腰を上げましょうか。

オイラのDUKEも3万キロを超えて(激走ばっかだし)

色々と疲弊してきたのでメンテナンスします。

まずはストーブ炊いてっと。

今日のレシピはこちら。

大小のOリングに銅製のガスケット。

実はチェーンアジャスター周囲の部品。

ここが古くなると色々と弊害が出るので。

26番のOリングがヘタると油圧がしっかり掛からず、18番のピストンが

カムチェーンの張りを調整する為のアジャスターを上手く押せなくなる。

そうなるとカムチェーンが暴れ易くなり、異音や高回転時の振動増加や

エンジンの回転がギクシャクする事に繋がります。

14番のOリングがヘタると12番と15番の部品の隙間からオイルが漏れます。

僕の場合は前者の傾向が出始めたので交換します。

場所はサイドスタンド側のエンジンの後ろ側。

クラッチレリーズの上辺りに有ります。

ちなみに自分でやれれば交換費用は¥512円。

もちろんオイラはチャレンジ。

ちなみに外したボルトは19mmと17mmの合体ボルト。

隙間に先程説明した14番のOリングが入っています。

反対側にはオイルが通る溝があります。

んでピストンがエンジン側から押し出されて見えていますが

場所的に工具が入らず、掴む所も少なく四苦八苦。

んでKTM東海に電話し、強力な磁石で取り出すと聞きました。

家にそんな物は・・・・・・あーーー

有りました(笑)

パソコン用のハードディスクを分解すると出てくる強力磁石(ネオジウム)が

有るのを思い出しました。

んで、無事の取り出し完了しました・・・がーーー。

筒穴の奥にあるOリングが外せん。。。

ピックアップツール使っても外せない。。。

ちなみに筒穴の形状はこんな感じ。

エンジン内まで10センチ位あって、一番奥の溝にキッチリと

26番のOリングが嵌ってます(--;)

ピックアップツールって、金属製で先が尖ってるから、

ヘタに途中で隔壁に傷を付けるとエンジンがパーだし。

でもトレリスフレームやリアサスが邪魔で上手く工具が使えない。

18番のピストンは図のように作動します。

なので、Oリングの嵌っている溝周囲やOリングを傷つけると

その傷からオイルがエンジン内側に抜けてしまい、

ピストンに油圧が掛からなくなる為、動作しなくなります。

外す時も力加減を間違えると、外したOリングをそのまま奥の

エンジン内に落としてしまったり、新品のOリングをを嵌める時も

同じくエンジン内に落としてしまう恐れが有ります。

暫し考えて・・・降参しましたw

って事で元に戻してKTM東海へ。

ドナドナド~ナ~ド~ナ~♪

かくしてKTM東海でレスキュー開始です。

まあ、過去に無理して自分でやってリアサスをパーにしてるしね。

自分で出来る物はやるけど、諦めも肝心ですよね。

壊しちゃ元も子も無いし。

そんなこんなで1時間ちょいで作業完了。

おお、カチャカチャ音が少し減ってる。

やっぱ多少、Oリングのヘタリからカムチェーンが暴れてた模様。

ちなみに東海でもエンジンは乗せたままで、細い針金でツールを自作し

Oリングを一度、奥側に(エンジン内側!怖っ!)押して出して、

溝から半分位飛び出させた所で、ソレを引っ掛けて引っ張り出すそうな。

やー、怖くて無理だわ。。。

任せて正解でした。

ちなみに工賃は(部品は先に買ってるので)¥3240円でした。

自分でやってエンジン壊すより遥かに安心で良心的な価格ですね。

良かった良かった^^

あとはクラッチのメンテは自分で出来るので、また今度ですね。