先日のメンテで
ちょっとクラッチがトラブって時間が掛かりました。
今の世代のは知らないけど、オイラの頃のKTMはミネラルオイル使用のマグラ製のクラッチを採用してます。んで、こいつのピストンが減り易くて早くて1万キロとかで漏れだします。
特にゴムが硬くなりやすい冬(ーー;)
多分、日本製のような良い素材のゴムじゃないんでしょうね。かといって交換となるとピストン一式交換で6千円とかします。。。
なのでオイラは高額な部品じゃなくて何とか出来ないかと考えて
耐油性のOリングで代用して2年半、1万キロ走行して問題無く、今回のオイルのみの交換に挑んだのですが(直前まで普通にクラッチ切れて乗れています)
クラッチが戻りません(ーー;)
レバー握ってレリーズ側を緩めてオイルを抜いて、普通はレリーズ締めてレバーを離せば戻るのにレバーが戻りません。。。ピストンは押し込まれたまま。。。
どうも耐油性とは言えOリングが膨張して膨潤(大きくなる)したのに加え
Oリングの先端が擦り減って平らになった為、摩擦抵抗が増えてピストンに付いてるスプリングでは戻せない模様。クラッチを切ってる時はクラッチの反力で戻る模様。
振動を与えてもどうにも戻らないので、ホースを外して反対側から突いて押し戻しました。。。確かに入れる時に少しOリングを潰すような感じで押し込んでます。サイズ的には元々少し大きかったうえに「膨潤」と「摩擦増加」で戻らない感じです。
なのでとりあえずワンサイズ小さくして、12×6×3mmから11×6×2.5mmのOリングに交換しました。
なのでこの作業が発生しました(ーー;)
Oリングが新品のうちは戻るので、もう一回12mmを入れるのも考えましたが、またこうなるのは目に見えてるので。
でも、11mmは微妙で、少し緩い感じなんですよね。。。
なので少しこのまま走って、漏れるようなら11mmを2本入れるか、ピストンのOリングが嵌る部分に一周アルミテープでも巻いて太くして嵌めるかですかね。
とりあえず暫くは様子見です(ーー;)